【早めが吉】一条工務店の外構計画 | 費用・スケジュール・業者の選び方まで徹底解説

家づくりで忘れてはいけないのが外構。建物にはこだわりを詰め込んだのに外構はおざなり…という人が意外と多いので注意が必要です。

この記事では一条工務店の家の外構計画の進め方を解説していきます。いつごろから検討しはじめるべきか、どうやって業者を選ぶのかまで徹底的に紹介していくので、後悔のない家づくりをしたい人はぜひ参考にしてください。

【後回しNG】外構計画も含めて家づくり

家づくりをはじめたばかりだと「外構」という言葉にききなじみがない人も多いかもしれません。

外構計画は施主主導で話を進める必要アリ

家づくりを進めるなかで外構計画の話も自然に進むと思っていませんか？

家を建てるのと外構工事は別です。外構工事は一条工務店が行うわけではないので、一条工務店の営業担当が舵をとって積極的に提案してくれることは稀と思っておくのが吉です。

間取りが決まってから外構計画について一条工務店の営業担当から話があったという施主さんが多いようですが、それでは遅いです！

外構工事には数十万円〜数百万円かかる

外構工事は規模によって幅がありますが、数十万円〜数百万円かかります。SNSでも以下のようにさまざまな声があります。

少なくとも200万円は見ておく必要がありそうです！

今後一条工務店マニアのYouTube視聴者・ブログ読者の方に実際にどれくらいかかったかアンケートを取ってみたいと考えています！

外構工事以外にも家づくりにはさまざまな費用がかかります。キャンペーン等をうまく活用してお得に家づくりを進めてくださいね。

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一条工務店の家の外構工事スケジュール

外構計画は主に以下のような流れで進んでいきます。　※業者によっても対応が変わります。

打ち合わせ

一条工務店の建物の打ち合わせと並行して外構の打ち合わせを行います。一口に一条工務店の提携業者と言っても地域によって業者が異なるので、打ち合わせの形態もさまざまです。

要望を伝え、おおまかなプラン・概算見積もりをもらうために1〜2回打ち合わせ、プランの決定に向けて1〜2回打ち合わせするのが一般的な流れです。

間取りプランがあらかた固まったタイミングで1回目の外構打ち合わせを組めるようスケジューリングできるとGOODです。

一次外構

外構工事には、一次外構と二次外構があります。

一次外構は、建物を建てる前に行われる外構工事。土地が整備されていない場合に家を建てられるように環境を整える工事で、埋立・盛土・切土・地盤改良等を指します。

更地の分譲地を新規で購入した場合には不要なこともありますが、未整備の所有土地や建物を解体したあとに新たに家を建てる場合には必要になるので、頭に入れておきましょう。

二次外構

二次外構は、建物の完成後に行われる外構工事。カーポート・門柱・植栽・アプローチなどを指し、外構工事ときくと二次外構のことをイメージする人が多いでしょう。

内観だけでなく、外観も素敵に仕上げたい場合は、二次外構にこだわりましょう。

【メリットしかない】外構・家づくりを並行して進めるべき理由

外構について、一条工務店の営業担当に任せきりはNG。施主が主体となって間取りがあらかた決まったタイミングで打ち合わせをはじめられるようスケジューリングしましょう。

予算オーバーを防げる

建物の打ち合わせと並行して外構を検討する一番の理由は、「予算オーバーを防ぐため」です。

家づくり全体にかけられる予算は決まっているはず。建物の仕様が決まってから外構を検討すると予算が足りずに十分な外構工事ができない、無理をして予算を上乗せするという状況を招きます。

外構を早めに検討することで建物の設備・オプションを調整し、外構にもバランスよくお金をかけられます。

建物デザインと外構の調和を取りやすい

どんな外構が可能かを建物デザインが決まるまでに把握しておくことは大切です。

極端なことを言うと、建物は黒を基調にしたデザインなのに、外構は黄色を基調としたものしか選べないとなるとせっかくのおしゃれな建物が台無しですよね？

外構について早めに考えることで建物の外観に関わる部分との調和を意識して家づくりを進められます。

例えば以下のようなことを確認できます。

業者選びの時間的余裕ができる

後ほど詳細に解説しますが、外構工事は一条工務店の提携業者・非提携業者のいずれかに依頼をする形です。

外構計画が後ろ倒しになればなるほどこだわって外構業者を選ぶ時間的余裕がなくなり、「ほかも気になっているけれど仕方ない」と選択肢が一条工務店の提携業者に絞られてしまいます。

建物にはこだわったのに外構はおざなり…というのは家づくりのあるあるです。心から満足できる住環境を整えるためにぜひ複数業者を比較して決めてください。複数業者を素早く比較したい場合は、「タウンライフエクステリア」が便利です。

室外機等の邪魔にならない配置ができる

エアコンの室外機やエコキュートなどの家の外側に設置する設備は、意外と大きく感じるケースが多いです。

室外機の位置やサイズを考慮したうえで外構を考えないと思いがけず通行の妨げになることも珍しくありません。室外機の位置が完全に決まってからだと外構の選択肢が狭まってしまうので、早めに外構計画を進めるのがおすすめです。

また、外構には門灯・インターホン・植栽のライティング・防犯カメラなど電気を使用する設備も含まれます。電気を建物から引いてくる必要があるので、建物の電気配線を検討する時点で外構に電気を使用する設備をいくつ設置するか決めておきましょう。

外構工事の依頼先は一条工務店の提携業者・非提携業者の2種類

外構工事の依頼先は一条工務店の提携業者・非提携業者のいずれかから選びます。ここではそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

一次外構は提携業者に依頼するのがベター

まず前提として、一次外構については一条工務店の提携業者に依頼するのがおすすめです。

非提携業者への依頼を検討された施主さんに話をきいたところ、相談をした業者の多くに「一次外構は一条提携業者に依頼したほうがいい」と言われたそうです。

これから建てる建物への影響が大きい工事なので、一条工務店の家に熟知した業者に依頼するほうが施主としても安心でしょう。どうしても非提携業者に依頼したい場合は、一条工務店の営業担当に相談してみてください。

信頼・連携のスムーズさ重視なら一条工務店提携業者に依頼しよう

一条工務店の提携業者に依頼するメリットは主に以下のとおりです。

一方、一条工務店への中間マージンが含まれているため、費用が高くなる傾向にある点は注意が必要です。

SNSでは非提携業者に乗り換えることで半額で外構ができたとの声も！

また、デザインのバリエーションが限られる点もデメリットのひとつ。最終的に一条工務店の提携業者に依頼するとしても、複数業者比較してから決めると「あんなパターンもできたのか…」と後悔せずに済むでしょう。

ちなみに一条工務店マニアでは建物内観の3Dパース図の作成代行サービスを提供しています。興味がある人はぜひジョージの公式ラインからお気軽にご相談ください。

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デザインや価格にこだわるなら非提携業者も要検討

一条工務店と提携していない業者を選ぶメリットは以下のとおりです。

複数業者を比較することで外構の相場感をつかめ、「こんなデザインもいけるのか！」という発見もあるでしょう。

「タウンライフエクステリア」というサービスを使えば予算等の希望に沿った業者を紹介してもらえます。そのまま業者にデザインプランの提案や見積もりを依頼できるのも魅力。記事後半で「タウンライフエクステリア」の利用手順も紹介するので、ぜひこのまま読み進めてください。

住宅ローンに外構費を含められるかは要チェック

外構費用は原則住宅ローンに含めることはできません。
ただし、一条工務店の提携業者に依頼する場合は、契約のタイミングにもよりますが建物工事の一環として住宅ローンに含められるケースも多いようです。

一方非提携業者については組み込めた、組み込めなかったとさまざまな声があり、ローンを組む金融機関や時期等が大きく影響するようです。早めに一条工務店の営業担当やローンを組む金融機関に住宅ローンに外構費を含められるか確認しておきましょう。

外構費を住宅ローンに含められない場合は、一括支払い・リフォームローンを組むのいずれかの対応が必要です。

少なくとも外構費を住宅ローンに含めるには住宅ローンの融資実行日（住宅引渡し）までに契約が必要です。

外構業者の選び方4ステップ

失敗しない外構業者選びの手順を解説します。

STEP1：希望イメージに近い外構をSNS等で探す

まずは、どんな外構に仕上げたいかSNS投稿などを見てイメージを膨らませましょう。

「外構 施工例」でGoogle検索したり、インスタで一条工務店オーナーの投稿を確認したりするのがおすすめです。

STEP2：タウンライフエクステリアで複数業者からデザインプラン・見積もりをもらう

遅くともアイスマート・ハグミーなど一条工務店の家シリーズやざっくりとした間取りが決まったら、実際に外構を依頼する業者を探しはじめましょう。

STEP3：業者との打ち合わせ・ヒアリング

登録したメールアドレスあてにプランや見積もりが届きます。より詳細なプラン・見積もりを作るために追加で情報を求められる場合もあるので、指示に沿って情報を提供しましょう。逆に外構工事についての気になるポイントをこちらからきくのもおすすめです。

STEP4：デザインプランと見積もりを確認

デザインプランや見積もりを確認し、最終的に依頼する業者を選びます。提案内容だけでなく、対応の丁寧さなども確認して信頼できる業者に依頼しましょう。

プランや見積もりを作ってもらったからと言って必ずしもその業者と契約する必要はありません。思うような提案がない場合はお断りを入れて、一条工務店提携業者への依頼も検討してみましょう。

よくある外構の失敗事例

外構計画をしっかり練らずに失敗した人は少なくありません。ここでは外構のよくある失敗について紹介します。

外構費用が不足

外構にも別途お金がかかることを理解せずに家の間取りや設備を決めてしまう人は少なくありません。

際限なくお金をかけられる人は少ないでしょう。家と外構にバランスよくお金をかけるためには、外構計画を家づくりと並行して進める必要があります。

また、早めに検討することで外構費用を住宅ローンに組み込める場合があります。逆に外構計画が遅くなると一括支払いや金利の高い別ローンを組む必要が生じるので注意しましょう。

駐車スペースが狭い・配置が悪い

駐車スペースについては特に慎重に検討しましょう。広さや配置がイマイチだと通勤で毎日車で出入りする場合などにストレスに感じます。現在の車より大きな車に買い替える、台数が増える可能性がないかも考えておきましょう。

カーポート設置による薄暗さ・圧迫感

多くの人がカーポートの設置を検討するのではないでしょうか？車を紫外線から守り、雨の日の乗り降りにも便利ですが、後悔している人も多い設備のひとつです。

逆に設置しなくて後悔しているという声もあります。必要か不要かをよく考えてみましょう。

防犯性にこだわらなかった

住んでみてはじめて「思っていたより夜暗い」と感じる施主さんも多いようです。

センサーライトやエクステリア照明などの配置や数なども業者と相談しながら慎重に決めましょう。不法侵入を防ぐために門扉も設置するのがベターです。

プライバシーを確保するために建物の周囲をフェンスや塀などで囲むのもひとつの方法です。

植栽の手入れが大変

植栽は見栄えをよくしてくれますが、手入れが必要なことを忘れないでください。また、木が予想以上に大きく成長し、日照を遮ったり、圧迫感の原因になったりする場合もあります。

後々の手入れに手間がかからないかどうかも業者に確認しておくのがベター。コスト削減のために自分で防草シートを敷くなどの対応も可能です。

アプローチが滑りやすい

アプローチが滑りやすいことからリフォームを検討される人は意外と多いようです。特に高齢者の方や子どもと暮らす場合は、雨に濡れても滑りにくい床材を選びましょう。

表面が粗いインターロッキングや洗い出し仕上げを採用するのがおすすめです！

もちろん外構だけでなく、家自体の間取り・設備などもこだわって考える必要があります。施主さんが後悔しているポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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家づくりにおいて後回しにしがちな外構計画。建物の打ち合わせと並行して行うことで、外構にもバランスよくお金をかけられ、お粗末な外構になることを防げます。

一条工務店の提携業者に依頼するのもひとつの方法ですが、非提携業者の提案も確認してから選ぶのがおすすめ。よりよいデザインプランの提案や大幅な費用減につながる場合も少なくありません。「タウンライフエクステリア」をうまく活用してくださいね。